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高島平の歩く鳥たち
Walking birds in Takashimadaira
はじめに
東京都板橋区は23区内にあって,比較的緑に恵まれた区です.なかでも高島平はバード・サンクチュアリと銘打った林や,大通り沿いの緑地帯の林,広大な新河岸下水処理センター内の林があります.また,荒川の広い河川敷と荒川の支流である新河岸川があります.このため林に住む鳥と水鳥の両方が楽しめます.
このページを作ろうと思ったきっかけは,永年野鳥にえさをやり続けるうちに,野鳥と顔馴染みになって,野鳥たちのおもしろい仕草を見られるようになったことです.野鳥を写真(静止画)で紹介しているページは,あまたですが,野鳥の本当のおもしろさは,その鳴き声や仕草にあると思います.
そこで,動画と音を記録できるキヤノンのデジカメIXY200(初代)を中古で入手し,動画で構成されたホームページを作ってみようと考えました.IXY200には光学2.5倍ズームが可能なのですが,この程度のズームでは野鳥を大きく映すことができないことがわかり,6倍の望遠レンズやニコンのフィールド・スコープを取り付けるアダプタを自作したりして,なんとか撮影できるようになりました.
もともと写真撮影は上手ではないので,あらが目立つかもしれませんが,板橋区の野鳥たちの仕草を見て,普段から野鳥を思いやっていただけると幸いです.
「歩く鳥たち」と銘打っていますが,ほとんど歩かない鳥たちもまじっています.ご容赦のほど.
セキレイのマーク
はマリーの「おすすめ動画」です。
●ハクセキレイ
「板橋区の鳥」に指定されているハクセキレイです.「歩く鳥」の代表といえましょう.小走りで地面を走り,ときどき立ち止まっては尾羽根を上下にフリフリします.このフリフリする理由がよくわかりません.たいていは単独行動です.
海や河川などの水辺で良く見かけますが,畑などを歩いていることもあります.
東京23区内でも,板橋区に限らず見ることができます.
飛翔中の鳴き声は「チチ,チチ」という感じで,波形に上昇下降して飛行します.歩いているときは無言です.
(1)新河岸川にて
sekirei.avi (3,892,644 bytes)
(2)新河岸川にて
sekirei2.avi (3,909,906 bytes)
●キジバト(雉鳩)
「高島平の鳥」に指定したいぐらい,そこいらにいます.これも歩く鳥の代表です.公園や駅前では,ドバトの数にかないませんが,住宅街ではキジバトのほうを良く見かけます.
こいつらはドバトのように,人が与えたエサを(たとえ眼の前にあっても)その場で食べようとはしません.人が立ち去ってから,「あっエサみ〜つけ!」という感じで食べ始めます.なんとも愛嬌のない奴です.
鳴き声は「ゼゼーポッポ」です.
(1)新河岸川にて
kijibato.avi (3,901,422 bytes)
(2)新河岸川にて
kijibato2.avi (3,908,404 bytes)
●ムクドリ(椋鳥)
これも歩くのが好きな鳥です.たいてい群で行動しています.高島平ではスズメや鳩なみに多い鳥です.人が近づくと「ヒリリ」と鳴いて飛び立ちますが,車の中から窓越しだと,至近距離でも逃げません.
鳩のために蒔いた食パンも食べます.河川敷の草原で,群になって餌をついばんでいるのをよくみかけます.
赤塚公園でも,鳩やスズメにまじって,えさを食べています.
(1)荒川の河川敷にて
mukudori.avi (3,888,480 bytes)
●スズメ
高島平にはスズメがたくさんいます.以前住んでいた大田区蒲田は,鳩とカラスばかりで,スズメはほとんど見かけませんでした.しかし,高島平はスズメがたくさんいて,日々楽しませてくれます.
朝っぱらから軒先で足をこする音と,朝の鳴き合わせが騒がしく聞こえます.
スズメの鳴き声は十数種類あるようですが,最近はそれぞれの鳴き声の意味がわかるようになってきました.鳴き声の意味がわかると,さまざまな状況を把握でき,次の行動や,次に何が起こるかなどがわかるようになり,従前より一層スズメに親しみを感じるようになりました.
難点は,自転車へのフン害です.スズメに限りませんが,軒下に止めた自転車への落とし物には閉口します.でも,いまのところフン害がひどいのは春先だけです.
(1)赤塚公園のスズメ
suzukoen.avi (3,877,798 bytes)
(2)赤塚公園のスズメ
suzukoen2.avi (3,887,850 bytes)
(3)晩秋に隣家の柿を食べにやってきたスズメ
suzukaki.avi (3,889,902 bytes)
(4)晩秋に隣家の柿を食べにやってきたスズメ
suzukaki2.avi (3,895,688 bytes)
(5)スズメの水浴び祭り@徳丸公園 
suzumizu1.avi (3,896,808 bytes)
(6)スズメの砂浴び祭り@徳丸公園 
suzusuna1.avi (3,902,700 bytes)
●コラボレーション
(1)スズメ&カワラヒワの水浴び(荒川の河川敷にて) 
suzumehiwa.avi (3,886,530 bytes)
●カワラヒワ(河原鶸)
荒川の河川敷で撮影しました.普通は電線に留まって「ビーン」とか「キリキリキリ・ビーン」とさえずっています.1年中見られます.秋には河川敷に群れていることもあります.
スズメに似た色で,大きさもほぼいっしょなので,スズメと勘違いしている人が多いかもしれません.カワラヒワもキジバトとおなじぐらいポピュラーな鳥です.
(1)風に吹かれるカワラヒワ
hiwawind.avi (3,901,682 bytes)
●イワツバメ(岩燕)
高島平名物のイワツバメです.一般のツバメ(アマツバメ)は,地面に降りてきませんが,こいつらは地面に降りて群れているのをよくみかけます.
自然界では崖っぷちに穴を開けて巣作りするようですが,西高島平のトラック・ターミナルに巣くっているらしいです.
(1)ゴールデン・ウィーク中の荒川の河川敷にて
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(2)ゴールデン・ウィーク中の荒川の河川敷にて
iwatsubame2.avi (3,893,810 bytes)
●オナガ(尾長)「高島平の鳥」 
カラスの仲間で,関東とスペインにしか分布しておらず,「関東オナガ」の別名をもちます.頭の上半分が黒,下半分が白,体は灰色と水色の美しい色です.名前の通り,尾が長く,飛翔中の姿は少し優雅です.
初めてこの鳥を見たのは、高島平駅前の松坂屋ストアの前の林です.カラスを一回り小さくしたぐらいの美しい鳥が何羽もス〜イスイと枝から枝へ渡る様子をみて,たまげました.私は福岡出身なので,日本では関東にしか生息していないオナガを見るのは生まれて初めてだったのです.青い色の羽をもつ野鳥を見たのも初めてでした.
長い尻尾をたなびかせて飛ぶ姿にも魅了されました.その後は,毎日オナガを見かけることになろうとは…思いもいませんでした.
近所に林がないと暮らせないようで,大田区蒲田や横浜市磯子区に住んでいたときは,一度も見かけたことがなかった鳥です.しかし,高島平ではとてもポピュラーな鳥です.高島平駅前の高島通り沿いの緑地帯の林によくいますが,新河岸下水処理センターの林にもたくさんいます.
鳴き声は「ギューイ」または「ゲーイ」です.前者はラブコールまたは機嫌が良いときの鳴き声で,後者はふつうの気分のときだと思われます.
たいてい電線や木の枝に留まっていて,めったに地面に降りてくることはありません.でも,冬場にエサが少ないと,鳩のために蒔いた食パンを食べに地面に降りてくることがあります.めったに地面に降りないのは,長い尾羽を汚損しないためではないでしょうか.
「板橋区の鳥」は「ハクセキレイ」なので,(私が勝手に)「高島平の鳥」に指定させてもらいました.(^^)/ 皆さん,「高島平の鳥」は「オナガ」ですよおぉ.覚えておいてくださいね〜!(^^;
(1)新河岸浄水場そば
onaga.avi (2,999,216 bytes)
(2)新河岸浄水場そば
onaga2.avi (3,913,798 bytes)
●カモ(鴨)
新河岸川には,ほぼ1年中カモがいます.夏場は減りますが,秋から春にかけてはたくさんのカモが泳いだり,ひなたぼっこしたりしています.
なかでも水再生センター(下水処理場)の出水口付近は,ほかより少しだけ水がきれいなせいか,カモが集まってきます.
こいつらは,のしのしと歩きますが,歩くより泳ぎのほうが得意でしょう.
(1)カモ
kamo.avi (3,905,856 bytes)
(2)カルガモかも?
karugamo.avi (3,904,258 bytes)
(3)3羽で戯れるカモ
3kamos.avi (3,905,554 bytes)
●オオヨシキリ
荒川の河川敷の吉原では,初夏になると「ギョシ・ギョシ・ギョシ」「ゲゲシ・ゲゲシ・ゲゲシ」というけたたましい鳴き声があちこちから騒がしく聞こえます.
これがオオヨシキリです.カッコウの託卵相手でもありますが,荒川の河川敷では,さすがにカッコウはいませんから,オオヨシキリも安心?
オオヨシキリは物まねをするんだそうです.鉄橋そばのオオヨシキリは,列車の通過音をものまねしていたりします.
(1)荒川の河川敷にて
yoshikiri.avi (3,894,504 bytes)
(2)荒川の河川敷にて
yoshikiri2.avi (3,908,950 bytes)
(3)荒川の河川敷にて
yoshikiri3.avi (3,914,814 bytes)
●ユリカモメ
東京湾埋め立て地を走る新交通システムの名前にもなったユリカモメです.古くは藤原在平が「都鳥」とうたったのも,この鳥だそうです.
渡り鳥ですが,一部は留鳥らしいです.高島平へは12月初旬ぐらいに飛来し,2月中旬あたりまでいます.その後は,東京湾へ渡り,一部はロシア沿海へ旅立つようです.
ユリカモメがやってくると,冬到来を実感します.
ユリカモメ遊びで面白いのは,フライング・キャッチです.パンをちぎって与えると,空中でキャッチします.うまい奴は空中でホバリング・キャッチするのもいます.
私は,風向き,光の方向,飛翔ルート,障害物などを総合的に判断して,彼らが食べやすいように放物線状にパンを投げ与えますので,彼らもうまくキャッチできます.ところが,シーズン半ばになると,子供連れなどがやってきて,私の真似をして餌をあたえはじめます.しかし,投げ方がぞんざいなため,ユリカモメたちもキャッチに失敗ばかりしています.そのうちにユリカモメのフライング・キャッチがへたくそになっていくのが,わかります.これがここ数年繰り返される毎年の通例です.(^^;
(1)ユリカモメのフライング・キャッチ 
yurikapan.avi (3,909,286 bytes)
(2)芝原橋の欄干に集うユリカモメ軍団
yurikaline.avi (3,911,060 bytes)
●未撮影の高島平の鳥
(1)シジュウカラ
しょっちゅう見かけるし,狙って撮影し歩いたこともあるのですが,未だ撮影に成功していません.1mほどの至近距離で見かけたことも何度となくあるのですが,いざ撮影しようとするとすばしっこくて,思うように撮影できません.
(2)ヒヨドリ
ムクドリほどではないものの,高島平にいつもいる鳥です.かなり人間になれるので,顔馴染みになると,1mぐらいの距離までやってきて,えさをねだります.
ユリカモメと同様にフライング・キャッチの名手です.赤塚公園で数羽のヒヨドリ相手にフライング・キャッチ遊びをしていると,子供連れなどが集まってきて,ヒヨドリの見事なフライング・キャッチに人だかりできることもままあります.
春から初夏にかけては,美しい声でさえずります.個体によってさえずり方がそれぞれ違います.
秋口になると甲高い「ヒーヒー」鳴きをひんぱんにするようになります.ドラマの臨場音によく使われる鳴き声です.
(2)ウグイス
春先の早朝に隣家の庭にやってきて,2週間ほど発声練習をして去っていくのですが,未だ撮影に成功していません.
(3)メジロ
春先や秋に隣家の庭先にやってきますし,路上でも良く見かけるのですが,未だ撮影に成功していません.
(4)キジ
荒川の河川敷で,オオヨシキリを撮影していると,毎年鳴き声が聞こえるのですが,未だ撮影に成功していません.
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